こんにちは!まいです!

実は先日国家試験であるITパスポートの試験を受けてきて、最近合格証書が届きました。


受験してみて、ITパスポート試験は主婦にもおすすめの資格だなと思ったので、今日はその件についてまとめたいと思います。
内容はこんな感じ
・ITパスポートってどんな資格?
・どうして専業主婦なのに受験したの?
・取得して良かったこと、オススメポイント
・ITパスポートの勉強方法
気になるポイントがあったら読んでいただけたら嬉しいです!
それでは行ってみましょー!
ITパスポートってどんな試験?


ITパスポートは平成21年に新設された国家資格。受験者数が多いので「聞いたことある!」「知ってる!」という方もいる知れません。新しい資格なので「何それ?知らない」という方ももちろんいるでしょう…。
ITパスポートについてざっくり言うとこんな感じ
・ITの基礎知識を問う国家試験
・IT業界では入門として最も易しい試験(合格率は約60%)
・試験はCBT方式(パソコンを使っての試験)でほぼ一年中受験することができる



詳しく知りたい方はこちらの記事を見てね





ここではさらっと紹介します。
ITパスポートはITの基礎知識を問う国家試験
ITパスポートは平成21年に新設された国家試験です。昔は情報処理技術者試験が14コに分かれていて、その一番易しい試験、初級システムアドミニストレータ試験の廃止に伴い作られました。
内容は初級シスアド時代より易しく、一般(私たちユーザー)向けになっているそうです。
試験内容は、
・ITに関わる経営分野
・マネジメント分野
・技術分野
に分かれていて、それぞれの基礎的な部分を網羅しています。
ITパスポートはIT入門編として易しい試験
ITパスポートはIT業界では最も易しい試験。上位資格には情報セキュリティマネジメント試験、技術者へ進むなら基本情報技術者試験、応用情報技術者試験などがあります。
でも、ITパスポートIT業界では取得してもあまり意味がないと言われています。IT関係の職業の私の知人(2名しかいませんが)も、ITパスポートは受験しておらず、基本情報技術者試験から受験していました(もしかしたら入社後に取得したかも知れませんが、就職したての頃は持っていなかった)
というのも、ITパスポートの合格率は一般や学生も合わせて60%以上と高いので、IT業界に就職する上ではそれほど大きなアドバンテージにはならないと言われているためです。



ちなみに、後にも述べますが、IT初心者の私にとってITパスポートの難易度は「超簡単」ってわけではありませんでした。
ちゃんと勉強しなかったら不合格になっていたと思うし、あくまで「IT業界にとっては最も易しい試験」というだけで、勉強しなくても受かる、誰でも受かるという意味の「簡単」ではないなと実感しています。
試験はCBT方式で一年中受験することが出来る
試験はCBT方式という聞きなれない試験方式です。簡単にいうとパソコンを使って問題を解答していく形で、一人一人にパソコンが用意され、解答は解答用紙ではなく、選択した解答をマウスでの画面入力によりチェックします。
CBT方式の特徴としてインターネットに繋がっているので、その場で結果がわかります。合否が出るわけではないのですが、終了時間になったり、解答を終了すると点数が表示されるので、合格基準の600点以上であれば、ほぼ合格が決定します(不正とかしていなければね)
この方式のため、ITパスポート試験の試験会場は全国各地にあり、会場ごとほぼ月に1回以上試験日が設けられているため、非常に受験がしやすいというメリットがあります。私の最寄りの会場は月に3回試験日がありました。
最近では簿記試験などもCBT方式に移行するようで、これからの資格試験でもどんどん導入されていくことが予想されます。
私は今回受験してみて、「うーん、まぁ、どっちでも大丈夫です!」という感想です。どちらも明らかなメリット、デメリットは感じませんでした。ただCBT方式の方がすぐに結果がわかって嬉しい!という方もいると思います。


なぜ専業主婦なのに受験したの?


でも簡単とはいえIT系の国家試験を専業主婦の私が受験したのか、疑問に思う方もいらっしゃいますよね…
理由はこんな感じです。
・勉強や社会復帰のためのリハビリ
・専業主婦が長くなってきたので、IT知識をつけるため
勉強や社会復帰のためのリハビリ
実は私、将来が不安過ぎてOL時代に資格を取りまくった資格マニアでもあります。でもそれも4年前を境になくなり、出産や育児のことばかり考えていました。(あとはゲームしたり遊んだりね)
勉強や仕事ってずーっとしていないとやり方がわからなくなっちゃうんですよね。頭もうまくまわらないし、入っていかない。
家事や育児はなんとかこなしていますが、仕事となるとなんだかぼーっとしちゃいそうだし…新しいことにも挑戦する勇気も出なそう…そんな不安もあって、何か資格試験を受験してみることにしました。
ITパスポートはこれからの時代に大切なIT知識を問う試験だし、難易度も易しい、受験日も多くて受験しやすい。ちょうどいい試験だと思って選びました。(あとは簿記3級も挑戦したいと思っています)
専業主婦が長くなってきたので、IT知識をつけるため
これもリハビリ的要素ですが、専業主婦も4年目にさしかかり、結構社会に取り残されているような感覚も出てきました。
私はずっと事務職でやってきたので、仕事を探すなら同じ事務系がいいなと思っているのですが、今の社会についていけるのかな?という不安も若干あります。
解消できる不安は解消すればいい、ということで、とりあえずITパスポート試験の勉強で不安を取り除いていこうと思い立ちました。
もともとIT分野に苦手意識もあったので、易しいといわれるITパスポートの試験はちょうど良かったです。
取得して良かったこと・おすすめしたい点


受験してみて、リハビリという受験前の目標は達成されました。ここからは受験してみて良かった点、みなさんにもおすすめしたい点をご紹介したいと思います。
合格できたことで自信がつく
一番はこれです。私は資格をいろいろ持っていますが、それでも「子どもがいながら勉強して、国家資格に合格できた」ことは本当に嬉しく、自信になりました。
正直、妊娠してからは「子どもが生まれたら資格試験とか無理だろうな」「もう資格を取ることはないだろうな」と思っていました。
でも、子どもがいる私でも合格できた。しかも後で述べますがたった8日間ですが、ちゃんと勉強して合格することが出来ました。それが思ったよりも自分の大きな自信となっています。
いろいろ資格がある私でさえこのような気持ちなので、資格試験に抵抗がある方が取得すれば、きっとご自身が思っている以上に嬉しい気持ちになり、自信に繋がると思います。
履歴書に書ける
ITパスポートは国家資格なので履歴書に記入することができます。私は資格を複数持っていますが、応募先によって記入する資格を選んでいるので、書ける資格が増えるのは嬉しいことです。
特に私は事務系志望なのに、簿記や文書検定などの事務に役立つ資格は持っていません。簿記はこれから取得したいと思いますが、一つの付加価値として「ITの基礎知識がありますよ」とアピールできるのはポイントだと思います。
私の前々職もそうなのですが、現場のIT化が疎い職場だと、少しでもIT知識のある人は重宝されます。IT業界ではなく、私が経験してきた中小企業の事務員など非IT系では、多少なりとも影響力がある資格だと思います。
ITパスポートは立派な国家資格なので、取得したら堂々と履歴書に書けるのでおすすめです。
上位資格の足掛かりに
ITパスポートの上位資格は、セキュリティ系なら情報セキュリティマネジメント、プログラマーとかエンジニアとか技術者方面に進みたい場合は基本情報技術者、応用情報技術者(それからモロモロいっぱい)などの資格があります。
私はとりあえずでITパスポートを受験しましたが、ITパスポートはは入門編として、そこから興味が出た人は更に上位資格を取ってもいいのではないかなと感じました。
確かにITパスポート一本でIT系に就職するのは無理がありますが、上位資格を取得したり、IT知識をつけて就職するための初めの一歩としては、Iパスは網羅的で大事な部分を押さえている試験でとっても有意義だと思います。
私も勉強してみて、こういった分野の勉強もすごく面白いなと感じました。簿記など他に受けたい資格もあるのですぐには勉強しませんが、Iパスを受験したことでIT系への抵抗が少なくなりました。(全くなくなったとは言っていない…)
「更に勉強してみたい!」と前向きな姿勢になれたのは、これからのIT化の社会に向けて非常にメリットだと感じています。
ITパスポートの勉強法


ITパスポートは8日間の勉強で取得しました。
申し込みしようと思ってから、直近で受験できる日にちがそこしかなかったので…
ここからは8日で合格した勉強法をさらっとご紹介します。



詳しくはこちらの記事もあるよ!


使用したのは「いちばんやさしいITパスポート」のテキスト
使用したテキストは「いちばんやさしいITパスポート」のテキストです。ネットの評価が高かったのと、書店でいろいろい見比べた結果選びました。
内容はすっきりしていて非常にわかりやすいです。だいたい読むだけで頭に入ってきますが、計算問題などちょっと苦手かな…と思う箇所は「無理しなくていいです」「後からわかってくるから最初から捨てない方がいい」など、受験生に寄り添う感じで進めてくれるので、抵抗が生まれにくいです。
このテキストが親しみやすいことが、私がたった8日間でITパスポートに合格できた大きなポイントだと思っています。
問題はサイトを使用
問題は別に問題集などは購入せず、すべて「ITパスポート過去問道場」というサイトで解きました。過去10年間の問題を解くことが出来るのはもちろん、ログインすると各分野別の自分の正答率も出てくる優れたサイトです。
私はあまり時間が取れなかったので、隙間時間にスマホで問題を解く方式をぜひ取り入れたいと思っていました。スマホでサクサク解答していくのって楽しいし、スマホは手軽なのでストレスなく勉強出来そうと思ったからです。
この「ITパスポート過去問道場」はITパスポートの受験生で利用している方も多くて、評判もいいので利用してみました。使ってみると「え?これ本当に無料でいいの?」と思うくらい高機能です。勉強される方にはぜひおすすめしたいです。
勉強のタイミングはお昼寝中、夜寝た後、夫に見てもらっている間など
勉強時間は8日間で26時間でした。その捻出方法は主にお昼寝中の1〜2時間。あとは子どもたちが寝た後2〜3時間。夫が休みの日はプラス1時間〜3時間くらいです。
そして子どもたちにテレビを観てもらって夕飯づくりなどしている時間も、こっそりちょっとだけスマホで問題を解いたりしていました。
上の子が寝て、下の子が寝ない時などおんぶをしていた時もスマホをいじっていたのでまるで「二宮金次郎」状態だったことも。
隙間時間はスマホで過去問道場。夜など時間がとれるときはテキストを開きながら勉強って感じでした。
正答率が高くなると勉強が楽しくなってくる
ただでさえ忙しい子育て中。勉強なんて…と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも私は結構楽しく勉強をすすめられました。
というのも、このスマホで問題を解いていくのがゲームを攻略していくような感じで、小さな達成感があったからかもしれません。
最初はもちろんわからないので正答率は低いのですが、勉強していくうちにどんどん正答率を上げていくことができます。テキストもわかりやすいし、勉強すればするだけ正答率は絶対にアップします。
育児や家事やお仕事はうまくいかないことも多いけど、勉強はやっただけ返ってくるので息抜きにさえなります。
私は8日間というタイトなスケジュールでしたが、もう少し余裕のある方はそこまで焦らず勉強を進めることができると思います。
ITパスポートを受験して良かった


久しぶりの資格試験にITパスポートを受験してきました。
国家試験であるITパスポート、簡単な資格で取得しても意味ないと言われることもありますが、私は取得して良かったと感じています。そして他の主婦の方にもおすすめ出来る点も。
・これからのIT社会に必要な知識を得られる
・社会復帰のリハビリ(勉強面、IT面)
・受験会場、試験日が多く、受験しやすい
・難易度も易しめで取り組みやすい
・履歴書に書ける
・次へのステップへと繋がる
勉強法は「いちばんやさしいITパスポート」そして問題は無料サイトを使うのがおすすめです。
子育てや家事でなかなか時間がとれない方もいらっしゃると思いますが、ITパスポートの勉強は隙間時間でできます。特にスマホを使って問題を解くときなどは、私は半分くらい隙間時間に行っていました。
勉強も「辛い」とか「大変」といった感じはなく、楽しく、達成感を味わいながら進めることができるので、どんな方にもおすすめです。
私もITパスポートを受験して得た自信を元に、また次のステップへと進んでいけたらなと思います。



今日もお読みいただきありがとうございました。それでは!また!