
能力開発基本調査って絶対読まなきゃだめ?毎年出るんでしょう。チェックしきれない!



頻出だから、重要なポイントだけでもサクッとチェックしちゃおう!



「事業所の動向」「個人の意識」をタブで切り替えてみてね
令和5年度 能力開発基本調査ダッシュボード
企業の育成動向と個人のキャリア意識をインタラクティブに探る
事業所の動向:人材育成への投資と課題
企業の教育訓練への投資意欲は継続していますが、「指導者」と「時間」の不足が大きな課題として残っています。キャリアコンサルティング制度は約半数の企業で導入され、その効果は高く評価されているものの、導入の伸びは緩やかです。ここでは、企業の育成に関する現状を多角的に見ていきましょう。
教育訓練費用を支出
70.5%
(前年度 70.0%)
計画的なOJT実施
58.0%
(正社員対象, 前年度 55.4%)
Off-JT実施
70.4%
(正社員対象, 前年度 69.4%)
能力開発・人材育成の問題点 TOP3
育成現場では「指導する人材」と「時間」の不足が二大課題となっています。クリックで詳細を確認できます。
キャリアコンサルティングの導入状況と効果
約半数の事業所が導入済みで、導入企業のうち76%が「効果があった」と回答しています。
個人の意識:キャリアへの不安と自己啓発
7割以上の労働者が将来の職業生活に不安を感じている一方で、自己啓発の実施率は半数以下に留まっています。主な障壁は「時間」と「費用」です。キャリアコンサルティングの受診率は低いものの、受けた人の満足度は非常に高く、キャリア設計への有効性を示唆しています。
自己啓発を実施した
47.4%
(正社員: 56.1%, 非正社員: 29.8%)
キャリアコンサルティング受診
8.8%
(過去1年間, 前年度 8.9%)
将来の職業生活に不安
71.7%
(不安を感じている労働者の割合)
自己啓発を行わない理由 TOP3
事業所の課題と同様に、個人にとっても「時間」が最大の障壁です。次いで「費用」が続きます。
キャリアコンサルティング相談後の効果
受診率は低いものの、相談者にとっては仕事への意識向上やキャリアの明確化に繋がっています。
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